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エアドゥ
北海道に待望である空の翼ができたのが1996年11月のことです。
当時、大手3社による千歳−羽田間の航空運賃に常々疑問を抱いていた浜田輝男氏が一念発起し、
北海道を代表する企業や会社を説得し資金を集めエアドゥ(AIR DO)が誕生しました。
エアドゥの魅力といえば、やはり航空運賃の安さにあります。
千歳−羽田間の運賃はもっとも安く、それは現在においてもキープしています。
北海道から気軽に全国へ行けるようにという志の高いコンセプトで航空業界に参入したエアドゥですが、
まるで乱気流に飲まれるが如く10年を経過する間にさまざまなことが起こりました。
紆余曲折を経て今なお安定しているとは言えませんが、
それでもエアドゥは道民の翼として人気は根強く応援する人も多くおります。
エアドゥ 10年の軌跡
北海道の中心地である札幌から東京に行くとき、千歳−羽田間の飛行機を利用することが
時間的にもっとも早いのですが、航空運賃が高価であり旅行者だけではなく
ビジネスマンにとっても経済的に負担が大きいものでした。
そこで少しでも道民の力になればという想いから「エアドゥ(airdo)」という北海道発の航空会社が誕生したのです。
■エアドゥの光と影
エアドゥが誕生した当初の千歳−羽田間の航空運賃は当時の航空大手3社とは
比較にならぬほど破格による運賃で人気を博しました。
エアドゥの搭乗率は軒並み上昇しこのまま勢いがつくかと思われましたが、
他の航空会社もエアドゥに対抗し航空運賃をエアドゥ並みに値下げした結果、
エアドゥの搭乗率は低下し低迷が始まりました。
さらに時間が経過するにつれエアドゥの経営にはさまざまな亀裂が生じていきます。
なかでも整備委託費による経営の圧迫が大きく深刻な経営状況となりました。
経営難に陥ったエアドゥは北海道庁から多額の税金の援助を受けることとなりましたが、
このことは道民の物議を醸した出来事となります。税金を投入してまでエアドゥを残す意味があるのかと。
このような反響もあり、エアドゥは2回目の北海道庁からの援助を打診したとき拒否されています。
そして遂に2002年6月、エアドゥは債務超過により経営が破綻。民事再生手続きを開始しました。
道民の希望であったはずのエアドゥがいつの間にかお荷物となっていたのです。
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